1年前に書いていた記事です♪
それは…機能回復訓練ではなく…
思考や感情の整理でもなく…
原因追求や課題解決でもない…
目の前のことに没頭して
気がかりな事は、とりあえず考えないことにする
誰が悪かったとか、何が悪かったとか…
そういった思考からは離れ…
明日どうしよう?とか、他人からどう思われるだろうとか…
先のことは、一旦置いておく
上手とか下手とか
出来栄えなんかどうでもいい
今からプロを目指そうとか、売り物にしようとか
そんな事を目的にしている訳じゃない
縫ったひと針、編んだ一目
その繰り返しが自分の足跡、刻んだ時の積み重ねになる
世の中も、人の心も移ろい易い…
明日、絶対に変わらないものは
もしかしたら…自分がお母さんから産まれて来たこと以外に無いのではないかな…と
私は思う…
手仕事は…
今という一瞬、一瞬に
確かに自分が関わっている事を教えてくれる
積み重ねた時間がカタチになった時
今の自分を、過ぎた時々の自分が受け止めてくれる…
そう…私はこれでいいんだって
私はこのままで存在していいし
愛されていい…
揺るぎなく、優しい世界と繋がり
そこはかとない穏やか安心感に包まれる
根拠とか理屈を問われても
それは説明しようが無いんだけどね…
縫い物、編み物に拘らず
それは…他の工芸でも、美術でも、料理でも、掃除でも
広くは茶道や華道、書道なんかも
同じかな…と思っている